正規表現を使う

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正規表現を用いる方法には2つあるのは先述した通り。

1つは、Stringオブジェクトに実装されているmatchメソッド、replaceメソッド、searchメソッドなどを
用いる方法。

もう1つは、RegExpオブジェクトが持っているメソッドなどを用いる方法だ。

Stringオブジェクトの中には、次のようなメソッドがある。

▼文字列を検索し、マッチした文字を返す

srtObj.match(regExp)

▼マッチした文字列を置換する

srtObj.replace(regExp, repStr)

▼文字列を検索し、マッチした位置を返す

srtObj.search(regExp)

これらはどれも、正規表現パターン(regExp)を引数にとり、マッチ処理、または置換処理を行う。

マッチ処理サンプルは下記 ↓

<html>
<title>RegExp match</title>
<body>
<h3>RegExp search</h3>
<hr />
<script type="text/javascript">
  var myReg=/a./;
 var str="Javascript";
 document.write("検索対象: "+str+"<br />");
 document.write("検索文字: "+myReg.source+"<br />");
 strMatch=str.match(myReg);
 strSearch=str.search(myReg);
 document.write("maych-返される値: "+strMatch+"<br />");
 document.write("search-返される値: "+strSearch);
</script>
</body>
</html>

このサンプルでは、7行目で正規表現パターンmyRegを作成している。マッチさせているのは、
「a」から始まる、2文字の文字列。8行目で、文字列オブジェクトstrを作成している。検索対象は
「JavaScript」。

10行目のmyReg.sourceだが、RegExpオブジェクトのsourceプロパティを使い、正規表現
パターンを参照している。今回のケースでは、「a.」が返される。

12行目と13行目で、マッチした文字とマッチした位置がそれぞれ返される。

なお文字列「Javascript」には、「a」から始まる2文字の文字列は(av)と(as)の2つあるが、
実行結果ではavしか表示されない。これをすべてにマッチさせるには、7行目を次のように
書く。

var myReg=/a./g;







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このページは、管理者が2008年9月30日 22:44に書いたブログ記事です。

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