正規表現パターンの作成2

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<<1文字にマッチする>>

マッチする文字が、ある特定の1文字の場合、正規表現として、その文字事態を使う。たとえば
「a」が含まれる文字列をマッチさせたいときには、次のように記述する。

/a/

なお、「/ /」「マッチ演算子」という。これは、ある文字列が正規表現で表現されたパターンにマッチ
するかどうかを調べる演算子。

また、ある特定の1文字と任意の1文字にマッチさせたいときには、「.」(ピリオド)を使う。
たとえば「a」で始まる文字列を探したいときには、次のように記述する。

/a./

これにより「ab」「at」「az」といったものがマッチしたと認識される。

これ以外にも、ある複数の文字の中のどれかにマッチすればよい、という場合がある。
このようなときに使うのが「文字クラス」である。

[文字クラス]

たとえば、「a」「b」「c」のうちのどれか1文字が入っていればよい場合には、次のように記述する。

/[abc]/

また、「-」を使って、その間の記述を省略することもできる。たとえば何らかの数字1文字にマッチする
場合には、次のように記述する。

/[0-9]/

さらに、「含まれていない場合」という否定的な指定をする場合には、「^」を使う。
たとえば数字以外の1文字にマッチしたい場合には、次のように記述する。

/[^0-9]/

これ以外にも「略記法」による指定もできる。

▼主な略記法

略記法  文字クラス        意味
¥w        [a-zA-Z0-9_]       アルファベット、数字、下線
¥W       [^a-zA-Z0-9_]      アルファベット、数字、下線以外
¥s        [¥r¥t¥n¥f]     空白文字(スペース、復帰文字、タブ、改行文字、ラインフィード)
¥S        [^¥r¥t¥n¥f]   空白文字以外
¥d        [0-9]                   数字
¥D        [^0-9]                 数字以外


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このページは、管理者が2008年9月30日 21:46に書いたブログ記事です。

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