2,中級知識: 2008年9月アーカイブ

関数の引数についての注意点は、変数がどの範囲で使えるかという問題と同じ。変数が使える範囲のことを「変数のスコープ」という。


関数の実行

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関数を実行することを「関数の呼び出し」という。関数は、値が返ってこない場合は、関数名と
引数を書くことで実行できる。

関数名(引数);

関数は処理した結果を呼び出し元に返すことができる。このとき、返すことのできる値は1つのみ。
返される値を「戻り値」と呼ぶ。値を返すには、return文を使い、戻り値をreturnの後ろに1つ書く。

return 戻り値;

function putDate(date) {
   document.write(date);
}


上のputDate関数は、dateという引数を定義している。これで、その関数内で引数dateを自由に使うことができる。また関数内で引数を使うとき、その中に入っている値は、関数を呼び出す際に渡したものが参照されることになる。



関数の定義

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関数は「function」キーワードを用いて定義する。この定義には、関数の名前、関数に渡す引数リスト、関数内部で行われる処理を記述したスクリプトが必要となる。

function 関数名(引数リスト) {
処理;
}


関数

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プログラムやスクリプトを書いていると、同じような処理が何度も出てくる。こんなとき、同じ処理を何度も記述するのは面倒だし、効率も悪い。

この問題を解決するのが関数(function)という機能。関数は、ある一連の処理をまとめるためのもの。

for文とwhile文によるループをより使いやすくするために、break文とcontinue文を用いる。

breakとcontinueは、forやwhileの持っている終了条件だけでなく、繰り返し処理中に何らかの条件が成立したらループの動作を変えるという目的のために使用する。

簡単にいえば、breakはループが終了していなくても、この命令が実行されるとループから抜け出すというもの。

while文によるループは、ある条件が真である間、ループを繰り返すもの。

while文の形式は以下のようになる。

for~in文を使ったループは、オブジェクトのすべてのプロパティに自動的にアクセスするために使われる。

for~in文の記述は、以下のようになる。

for文はプログラミングをとちると深刻なエラーを引き起こすので注意が必要だ。
for文の後ろには「()」の中に条件を書くが、ここで終了条件を誤って書くと、いつまでたってもループから抜け出せずスクリプトが終わらない、いわゆる「無限ループ」が起きる。


for文を使ったループは、基本的に指定した回数だけ処理を繰り返すために用いる。

for(初期状態; 終了条件; 継続処理) {
処理;

具体的には、次のように記述する。

if~else文では簡単なプログラミングが可能だが、スクリプトが1回しか実行されないなど、より複雑な処理にはもの足りない。特に「同じ処理を複数回数繰り返したい」という状況は現実的に発生しやすい。

これを実現するのが繰り返し処理「ループ」である。

このループには2つの種類がある。

現実の運用では、たくさんの分岐をしたい場合がほとんどになるので、その場合、ifとelse
を組み合わせて、複数の条件式を評価できるようにする。

単純な分岐はifだけでも記述できるが、条件式が偽のときにも何らかの処理を実行したい場合
には、elseを用いる。

if~else文(条件文)を式と組み合わせて使うと、条件に応じて処理を分岐させ、プログラムの流れ
を変更することができる。

if~else文には、何パターンかの記述方法がある。

演算子が実行される順序は、通常の数学の計算と同様に、乗算、除算が加算、減算よりも優先される。
なので、加算、減算を乗算、除算よりも先に計算したい場合には、「()」括弧で囲む。また、剰余計算は乗算、除算と同じ優先順位である。


演算子は同時に用いたときに、どれから先に実行されるかという順位が決まっている。
なので複雑な式を記述するときには、この優先順位を意識する必要がある。

文字列連結演算子(+)は、文字列どうしを連結する演算子。

文字列1 + 文字列2

実際の記述は下記の通り

 chars="Hoge "+"JavaScript";

上記では、変数charsに「Hoge JavaScript」という連結された文字列が代入される。


条件演算子

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条件式と2つの値から構成され、2つの値のうちどちらかが返される。

(条件式) ? 値1 : 値2

論理演算子

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右側と左側の条件式を評価して、それぞれ成り立っているかどうかで true(真)、false(偽)を返す。

これは複数の条件式を評価するためによく用いるので、しっかり覚えておく。

比較演算子

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右側と左側の値を比較するときに用いる。

比較演算子を使った式は、条件式として用いる。

算術演算子

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数値計算を行う演算子。和(+)、差(-)、積(*)、商(/)を求める演算子のほかに、割り算の余りを求める剰余演算子(%)がある。

代入演算子

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ある値を代入するために使う。

代入演算子の右側に記述されている値や式の結果などを、左側に記述されている変数に代入する処理を行う。

変数の処理

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変数は、ただ値を入れただけでは意味をなさない。変数に対して何らかの処理を加えることで初めて、プログラムに役立つ結果を得ることが出来る。ここで言う処理とは、

「演算子(Operator)を用いて何らかの計算を行うということ」


配列

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「複数個の変数をひとかたまりとして扱えるようにしたもの」

変数に添え字がついたものとして表現される。

var 変数=new Array(配列の数)

変数の名前

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変数に名前をつける際には次の4つに注意する。


変数の生成

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データを扱うには「変数」を用意し、それにデータを入れるという手段をとる。変数には名前があり、どんなデータが入っているかは、その名前で参照される。

つまり変数とは「ある値を入れることのできる、名前がついた箱」ってこと。

ちなみに変数に、ある値を入れることを「代入」という。

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